• 2019.05.08

    実行バイアス

    講師 - 藤本修平 先生

    実行バイアス ◇確認すべきポイント: ・対象(被験)者と介入(治療)者のマスク化(盲検化・ブラインド)がなされているか ・マスク化されていない場合は、それが結果に及ぼす影響を評価する 実行バイアスとは? 選択バイアスでは、対象者を割り付ける際に起こりうるバイアスについて説明しました。今回説明...

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  • 2019.03.23

    その他のバイアス

    講師 - 藤本修平 先生

    その他のバイアス ◇確認すべきポイント: ・選択的アウトカム報告:計画されたアウトカムが全て報告されているか ・早期試験中止バイアス:中間解析の計画がないにも関わらず、計画されたサンプルサイズを満たす前に試験が中止されているか 選択的アウトカム報告とは? 測定されたアウトカムのうち、アウトカムの...

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  • 2019.03.23

    症例減少バイアス

    講師 - 藤本修平 先生

    症例減少バイアス ◇確認すべきポイント: ・それぞれのアウトカムに関するデータが完全に報告されているか ・ITT(Intention-to-treat)解析を行っているか 症例減少バイアスとは? 症例減少バイアスは、解析の段階で生じるバイアスのことです。解析の対象となる症例が、介入前後で減少...

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  • 2019.03.23

    検出(情報)バイアス

    講師 - 藤本修平 先生

    検出(情報)バイアス ◇確認すべきポイント: ・評価者のマスク化(盲検化・ブラインド)がなされているか ・マスク化されていない場合は、それが結果に及ぼす影響を評価する 検出バイアスとは? 実行バイアスでは、介入を行う段階で起こりうるバイアスについて説明しました。今回説明する検出バイアスは、ア...

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  • 2019.03.23

    選択バイアス

    講師 - 藤本修平 先生

    バイアスリスクとは? バイアスリスクとは、研究方法の中で、アウトカムを歪める要因となりうる因子のことを指します。これから説明する各評価項目について、評価者の判断によって、高リスク(-2)、中/疑い(-1)、低リスク(0)の3段階で評価します。(論文などではよく、-2を赤、-1を黄色、0を緑で表現します)その判断は評価者の知識や経験、専門領域などの影響を受けるため、評価...

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  • 2019.02.20

    医療において研究は必要なのでしょうか?-後編-

    講師 - 藤本修平 先生

    医療において研究は必要なのでしょうか?-後編- こんにちは。京都大学の藤本です。 前編に引き続き、医療において研究は必要なのか?という論点で書いていきたいと思います。 前編では研究が臨床で必要な理由について説明しました。後編では、 ・研究の内容が臨床で活かせない! ・目の前の患者さんにエビデンスがどれほど...

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  • 2019.01.15

    医療において研究は必要なのでしょうか?-前編-

    講師 - 藤本修平 先生

    こんにちは。京都大学の藤本です。 今日は、医療において研究は必要なのか?という疑問に対して私の私見をお話ししたいと思います。(あくまで私見です)研究しなきゃダメだ!なんて聞く一方で、研究は臨床に活かせない!目の前の患者さんにエビデンスがどれほど役に立つのか!ということも聞きますよね。 どっちの言うことが正しいのでしょう?こんな時、楽な方に流されてしまう...

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