• 2019.03.03

    障がい者が意思表明しやすい環境を整える

    執筆者 - 中村 和哉

    合理的配慮では、よく「どのようなサービスを提供するか」という議論がされています。しかし、障がい者側の意思表明が議論されることはありません。普通に考えれば当たり前なのですが、障がい者側が配慮してほしい時としてほしくない時は当然あります。 それは障がい者本人しか分かりません。よく「こういう場面に出くわしている人がいたら、こういう助けをしてあげましょう」という紹介がされています。それ...

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  • 2019.03.02

    職場での障がい者からの意思表示

    執筆者 - 中村 和哉

    障がい者として働く中で個人的に感じるコミュニケーションの重要性をお伝えします。   車椅子を使用している障がい者が職場にいると、健常者の方は気にかけてくださり、必要な配慮も可能な限り行ってくれようとします。ただ、配慮してくださる側に任せっきりになると、障がい者側が手をかしてもらいたいことと自分でできるのでやらせてもらいたいと思うことにズレが生じてしまいま...

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  • 2019.03.01

    声かけの仕方(友人たちはどう声をかけていいのか分からなかった)

    執筆者 - 中村 和哉

    入院中の一番落ち込んでいた時期のコミュニケーションで自分が何を考えていたかお話ししたいと思います。 長い間、リハビリのため入院していましたが、その間に多くの友人が病院に来てくれていました。その友人たちに最近言われたことなのですが「今だから言えるけど今までバスケなどをしていて、人一倍動けていたのに急に身体が動かなくなって、そうとうショックを受けていると思っていたから、どう声...

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  • 2019.02.28

    車への移乗・車椅子の収納方法

    執筆者 - 中村 和哉

    自分は車を運転することで、外出や通勤を行う事が出来ています。その際に、自分がどのようにして車へ移乗し、移乗後に車椅子を収納する方法を動画で紹介します。   ...

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  • 2019.02.28

    職場での配慮について

    執筆者 - 中村 和哉

    今回は、自分が職場で行っていただいている配慮についてお伝えしていきたいと思います。 足だけでなく指も動かない自分が仕事を行う上で物理的な障害が多くありましたが、職員の方が自分と仕事をする中で、気づいていただき改善されたものを紹介していきます。 ①扉が引き戸ではなく、開き戸だったため、引っかかりを付けてもらうことで開閉が可能になった事例 ...

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  • 2018.10.19

    復帰までの気持ち

    執筆者 - 中村 和哉

    「退院し、在宅で生活後、自分の様な状態だと自宅でそのまま過ごす方もいる中で、なぜ仕事をしようと考えるようになったのかを話させていただきます。1年10か月間のリハビリ入院を終えて、自宅で生活することになりました。自宅に帰ってからも死にたいという気持ちはずっと消えず、とくに何もすることなく1年間自宅で過ごしました。しかし、ここで少し気持ちの変化がありました。それは自宅に帰ることで、もし生きていた...

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  • 2018.10.19

    障害を負った心境

    執筆者 - 中村 和哉

    看護師として働き出して、救急看護が出来る事を目標に頑張っていたところ、事故で首の骨を折り、「脊髄損傷のため麻痺が一生残ります。一生車椅子生活です」と宣告されました。その時入院した病院のICUは自分が務めていた場所だったので、同僚に排泄物の世話をしてもらい、昨日まで自分が受け持っていた患者さんが横で寝ているといった状況に自分の自尊心はボロボロにされていました。しかし、不思議なことにリハビリには...

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  • 2018.06.26

    初めまして。中村和哉と申します。

    執筆者 - 中村 和哉

    皆様、初めまして。中村和哉と申します。 縁があって、このブログを書くことになりました。 自分がブログを書くことになった経緯を説明します。 リハテックリンクスの大北社長とは同じ専門学校ということから知り合いました。自分が事故で、障害を負ってからも変わらず接してくれる友人の一人でした。その彼が、リハビリスタッフの技術向上に繋がることを目標...

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