記事のポイント 1.握力について 2.握力と死亡リスク、脳卒中や心疾患による死亡リスクとの関連を調査 3.握力が5kg低下するごとに、死亡リスクが1.16倍上がる 背景 これまで、握力は全身筋力と関係があることや測定が簡易的であることから良く使われる評価の一つとなっています。握力は...
記事のポイント 1.適量のお酒は本当に体に良いのか? 2.飲酒量と死亡リスクとの関連を調査 3.適量であれば、お酒で死亡リスクは低下する 背景 適量のお酒は体によいと思っている患者をよく目にしませんか?臨床でも患者に質問されることもあるのではないでしょうか。ではどれくらいが適量か、...
記事のポイント 1.早期からの在宅のリハビリについて 2.早期から自宅でリハビリ実施群と、通常のリハビリ実施群で比較 3.早期から自宅でリハビリ実施群の方が、麻痺の状態とQOLが有意に向上する 背景 脳卒中を発症した場合、急性期、回復期を経て自宅へ復帰していくのが治療の流れとなって...
記事のポイント 1.認知症について 2.認知症状と重症度、死亡との関連を調査 3.精神疾患、興奮性/攻撃性、認知症状の内4つ以上当てはまる症状がある場合に認知症の進行が早い 背景 認知症は進行していく病気です。認知症について予防の論文は数多く出ていますが、認知症を悪化させる要因はど...
記事のポイント 1.認知症と運動療法について 2.認知症患者を対象とした過去の論文から、運動療法でADL能力が向上するかを調査 3.認知機能の向上は認められなかったが、ADL能力では、運動療法実施群の方で向上が認められた 背景 臨床において認知症患者に対しリハビリを行う...
記事のポイント 1.痛み止めの成分について 2.過去の論文から、変形性関節症や腰痛患者に対するアセトアミノフェンの効果を検証 3.腰痛患者に効果は認められず、変形性関節症患者は短期間で効果が認められた 背景 変形性関節症や腰痛患者の痛み止めとして、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID...
記事のポイント 1.座位時間と死亡リスクについて 2.座位時間と活動時間が死亡リスクとの関連について調査 3.座っている時間(1時間あたり2分間)を軽い運動にすると死亡リスクが減少 背景 一般の会社員では、デスクワークが多いです。長時間座位でいることで活動量が減り、死亡リスクが上が...
記事のポイント 1.頭蓋内の動脈瘤に対する手術について 2.コイル塞栓術実施群とクリッピング術実施群で、麻痺の状態、生存率に違いがあるかを調査 3.コイル塞栓術実施群の方が、麻痺の機能や10年生存率が良い 背景 頭蓋内の動脈瘤はクモ膜下出血など大きな病期を引き起こす原因となります。...