• 2020.04.27

    急性期におけるConstraint-induced movement therapy

    講師 - 竹林崇 先生

    抄録 本コラムでは,脳卒中後の上肢麻痺に対するリハビリテーションの一つとして有名なConstraint-induced movement therapy(CI療法)の効果について,脳卒中発症後急性期といった病期や練習強度が結果に与える影響について論述する. 急性期のConstraint-induced moveme...

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  • 2020.04.26

    脳卒中後上肢麻痺に対して,ロボット療法と組み合わせるのは,Constraint-induced movement therapy(CI療法),両手動作練習のどちらが良いか?

    講師 - 竹林崇 先生

    抄録  近年,脳卒中後上肢麻痺に対する多くのランダム化比較試験が認められている.ただし,多くの研究が対照群に『通常のアプローチ』を設定しており,アプローチ間の比較検討が不十分な現状がある。本稿では,それらの一助となる異なった介入同士の比較について,解説を行う 脳卒中後の上肢麻痺に対する研究  2000年代初頭...

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  • 2020.04.25

    脳卒中後上肢麻痺に対する作業療法の本質

    講師 - 竹林崇 先生

    抄録  近年,作業療法においてはOccupational Based Practiceという概念が台頭している.その中で,「作業療法は対象者の意味のある作業を獲得するための手段」といった考え方が一般的になりつつある.本項では,作業療法におけるConstraint-induced movement therapyの可能性について,解説を行う 作業療...

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  • 2020.04.25

    リモート環境における介護者を含むConstraint-induced movement therapy(CARE-CITE)の現状

    講師 - 竹林崇 先生

    抄録  感染症の拡大予防や医療費の圧迫,対象者の利便性といった様々な観点から,昨今リモート診療のニーズが高まっている.本稿では,脳卒中後の上肢麻痺に対するConstraint-induced movement therapyを取り巻くリモート関連の研究について紹介する. ...

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  • 2019.05.08

    実行バイアス

    講師 - 藤本修平 先生

    実行バイアス ◇確認すべきポイント: ・対象(被験)者と介入(治療)者のマスク化(盲検化・ブラインド)がなされているか ・マスク化されていない場合は、それが結果に及ぼす影響を評価する 実行バイアスとは? 選択バイアスでは、対象者を割り付ける際に起こりうるバイアスについて説明しました。今回説明...

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  • 2019.03.23

    その他のバイアス

    講師 - 藤本修平 先生

    その他のバイアス ◇確認すべきポイント: ・選択的アウトカム報告:計画されたアウトカムが全て報告されているか ・早期試験中止バイアス:中間解析の計画がないにも関わらず、計画されたサンプルサイズを満たす前に試験が中止されているか 選択的アウトカム報告とは? 測定されたアウトカムのうち、アウトカムの...

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  • 2019.03.23

    症例減少バイアス

    講師 - 藤本修平 先生

    症例減少バイアス ◇確認すべきポイント: ・それぞれのアウトカムに関するデータが完全に報告されているか ・ITT(Intention-to-treat)解析を行っているか 症例減少バイアスとは? 症例減少バイアスは、解析の段階で生じるバイアスのことです。解析の対象となる症例が、介入前後で減少...

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  • 2019.03.23

    検出(情報)バイアス

    講師 - 藤本修平 先生

    検出(情報)バイアス ◇確認すべきポイント: ・評価者のマスク化(盲検化・ブラインド)がなされているか ・マスク化されていない場合は、それが結果に及ぼす影響を評価する 検出バイアスとは? 実行バイアスでは、介入を行う段階で起こりうるバイアスについて説明しました。今回説明する検出バイアスは、ア...

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